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23年度第1回講座「里山と製紙会社とのかかわり」

2013年5月25日(土)午後1時半から、クロスパル新潟403号室に於いて開催致しました。
35名の皆様からお集まりいただき、本当に感謝です。

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講師は北越紀州製紙株式会社環境統括部部長で、農学博士の中俣恵一氏です。
日本の製紙原料の3分の2は古紙が用いられ、市民の善意でつくられた古紙回収システムが成果を上げていることを話してくださいました。
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質疑応答では、原料の古紙も劣化するのではないか?
割り箸を回収し、北越製紙へ納めているけれど、よごれの程度をどのように判断したらよいか?
古紙の印刷インキをとる界面活性剤は環境に悪い
のでは?などの質問が出ました。
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古紙のリサイクルは3回から5回で、ノート、雑誌.ティッシュの箱のように、工夫している。
割り箸の汚れに関しては、善意で循環しているところでもあり、出来るだけ受け入れたいが、
汚れはリサイクルの問題より、運搬時の臭い等、それに携わる方々のことも考えると出来るだけきれいというお願いしか出来ない。
界面活性剤に関しては環境に悪影響を及ぼす物質は使用していない。と中俣氏のお答えでした。

by CHatano | 2013-06-03 17:25